第60回
軽構造接合加工研究委員会プログラム

「継手構造のあり方と強度評価」

時間 講演 講演者
10:30 〜 11:00MP-325-2003
「溶接構造用アルミニウム合金6082−T6押出形材の継手強度と溶接割れ感受性」

Al-Mg-Si系アルミニウム合金について, Mg,Si,Mn量と継手強度および溶接割れ感受性との関係について報告する.
神戸製鋼所 アルミー銅カンパニー
○江間 光弘,笹部 誠二            
11:00 〜 11:30MP-326-2003
「アルミニウム車体に求められる新しい接合方法」

自動車の燃費を改善するために車体の軽量化をアルミニウム化で検討している. アルミニウム車体の接合方法に求められる要件を,設計,施工の両面から概説 し,新しい接合方法について述べる
日産自動車 総合研究所
材料研究所 ○柴田公博,坂元宏規
11:30 〜 12:00MP-327-2003
「スポット溶接部材の静的強度試験における破壊様式と強度の関係」

スポット溶接構造物の基本的な構成要素となる3種類の多点スポット 溶接部材を対象にして、引張り試験における破壊様式、破断荷重を実 験と有限要素法を利用した応力解析から検討した結果を紹介する。
熊本大学工学部
機械システム工学科
○里中忍,清田晴彦,山崎茂則
12:00 〜 13:00昼食休憩 (幹事会) 
13:00 〜 13:20委員会議事  
13:20 〜 13:30JIW第3委員会議事  
13:30 〜 14:15MP-328-2003
「台車枠溶接部の新しい強度評価法」

鋼製溶接構造である台車枠において,疲労損傷の起点となることのある溶接部 裏側(ルート部)や梁裏側に存在する溶接部の評価法を検討し、その具体的な 適用方法を提示する。
(財)鉄道総合技術研究所
車両構造研究部,車両強度
○織田 安朝
14:15 〜 15:00MP-329-2003
「衝撃外力を受けるねじ締結体の挙 動と設計指針」

ねじ締結体について,単純な締結体モデルを例にして、初期締め付け力が ある場合のねじ締結体の衝撃強度及び設計について概説する
工 学院大学 
〇小林光男、丹羽直毅
15:00 〜 15:15コーヒーブレーク
15:15 〜 16:00MP-330-2003
「高集光・高速加工による変形量低減---レーザ溶接 による自動車部品のミクロンおよびサブミクロン領域における変形挙動に関 する研究(第2報)---」

自動車部品においてニ−ズが高い円筒 形状の全周溶接における溶接変形に対し、レーザの集光性と高速加工限界の 把握により、低入熱にて変形量を低減できる効果について報告する。
(株)デンソー 生産技術開発部 
接合研究G
○白井秀彰、漆崎守、沢本節夫

大阪大学大学院工学研究科
望月正人、豊田政男
16:00 〜 16:30MP-331-2003
「ハイブリッド溶接による薄板溶接構造部材の強度特性」

ハイブリッド溶接法により作成した、「重ね継手試験片」及 び「ハット構造部材」の静的・疲労および衝撃特性について講演する。
JFE/日本鋼管
〇小野 守章
16:30 〜 17:00MP-332-2003
「数値解析によるレーザ重ね継手の延性強度予測」

レーザ重ね継手の延性強度の実験値が数値解析で予測できるか否か検討した.レーザ重ね継手の延性強度が母材強度で決まる場合,限界相当塑性ひずみ の概念で精度良く推定できた.
九州工業大学工学部
寺崎俊夫, ○北村貴典
17:30 〜 18:30懇親会(地下1階 グリーンハウス)  


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