第48回
軽構造接合加工研究委員会プログラム

--「薄板・軽構造物の継手構造のあり方と強度評価」--

時間 題目 講演者
10:30〜11:20MP-262-2000
レーザ溶接技術の自動車構造部材への応用と課題
自動車の安全問題と環境問題を解決する手段として,衝突安全性の向上と軽量 化(燃費向上)を両立させることが車体技術における当面の重要課題である。 本稿では車体の構造・作り方に技術的進歩をもたらしているテーラードブラン ク材と車体組立てへのレーザ溶接の応用について現状と課題について述べる。
日産自動車(株)
総合研究所
シニアリサーチャー
○柴田 公博
11:20〜12:00MP-263-2000
Friction Stir Welding の現状
第1回国際Friction Stir Welding シンポジウムより
1999年6月14〜16日、アメリカ・カリフォルニア州で英国・TWI主 催でFSWに関する第1回の国際シンポジウムが開催され,151人の参加者 と35件の講演があった。会議の雰囲気とトピックスについて紹介する。
大阪大学接合科学研究所
○中田 一博
12:00〜13:00昼食ならびに幹事 
13:00〜13:20委員会議事 
13:20〜13:40JIW第3委員会議事MIT 松山 欽一
13:40〜14:40MP-264-2000
FSWの鉄道車両への適用とその品質・強度評価
接合部の組織と疲労強度の関係、酸化皮膜と接合強度など継手の品質・強度評 価について及びつなぎ接合の強度について講演する。
日本車輌製造(株)鉄道車両本部
生産総括部 製造部
○生島 勝之
日本軽金属(株)グループ技術センター
○堀 久司
14:40〜15:20MP-265-2000
FSWの鉄道車両への適用
アルミ中空押出型材を鉄道車両の構造構体に全面適用し、車両内装・艤装部材 をモジュール化した「A−Train」コンセプトを提案した、この「A−T rain」において側構体の製作にFSWを全面適用したのでその詳細を報告 する。
(株)日立製作所
電力電機グループ
副技師長
○高井 英夫
15:20〜15:40コーヒーブレーク 
15:40〜16:20MP-266-2000
加圧力制御による摩擦攪拌接合法の開発とその適用
摩擦攪拌接合ではワーク本体や定盤の歪によってツールの高さを精度良く保持 することが難しい。ツールの高さを一定に保つ摩擦攪拌接合方法を開発したの でこの方式について概説するとともに、鉄道車両構体への適用例について紹介 する。
川崎重工業(株)
生産技術開発センター
グループ長
○古賀 信次、犬塚 雅之
兵江 猛宏、中島 康雅
16:20〜16:50MP-267-2000
FSWで生じる残留応力の発生原因
残留応力の発生原因である固有ひずみ分布を測定して、FSWが残留応力を小さ くする接合方法であること及び非破壊の残留応力測定方法を示す。
九州工業大学工学部
○寺崎 俊夫
17:00〜18:00 懇親会(参加費無料)

※プログラムは都合により若干変更することがありますので予め御了承下さい。


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